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- 【家づくりコラム】冷暖房効率のためじゃない!扉のお話
宮城県でお家づくりを検討中の皆様、こんにちは^^
大進建設です!
お家の中に当たり前にある扉。
最近では数が少なくなっていることをご存じでしょうか。
近年、建物の気密・断熱性能が向上したことや、
開放的な間取りが好まれる傾向にあることから、
部屋を仕切る扉の数が少ないお家や建物が多くなっています。
オープン教室と呼ばれる「教室の壁」が無くなっている学校もありますね。
今は例え扉が無くても家の中の温度を快適に保てる時代ですが、
プライバシーを保つため、また、室内のデザインとして、
扉選びは家づくりの大切なポイントです。
扉について一度考えてみませんか?
そもそも室内扉には大きく分けて2種類あります。
・開き戸タイプ
・引き戸タイプ
開き戸
前後に開閉する扉
~メリット~
場所を問わずに設置が可能で種類が豊富
気密性も上がりやすく音漏れもしにくい
~デメリット~
扉を引くときに後ろへ数歩下がらなくてはならない
(ステップバックと呼ばれる)
開いた場所に人が居るとぶつかってしまう
リビングドアは開き戸にするとバリエーションも豊かで
お部屋の顔になります♪
ガラス戸のクアドロスリムは開放感もバツグン☆
ペット用ドアを付けたい場合も開き戸が便利!
しかし後ろに数歩下がる動作など体を大きく動かさないと
扉の開閉が出来ないため、高齢者や車いす生活などでは
不自由に感じることも。
オススメ開き戸
*ハイドア
一般住宅の高さは2.4m。これに対して扉は2mで設置されるケースが多いです。
天井までのハイドアにすることで空間がスッキリとモダンな印象になります。
大進建設では、施工実績も多数あります♪
引き戸
左右に開閉する扉
~メリット~
開けたままにすると開放感がある
開閉時に人や物にあたらないため狭小地に設置しやすい
~デメリット~
戸を引き込むスペースが必要になる
金額が高い
開けて続き間、閉めて客間として利用したりと
フレキシブルに対応出来るのが引き戸の最大のメリット。
柱などの兼ね合いでつけられないケースや
スイッチ・タオル掛けなどを設置する場所が
無くなってしまうケースもあるため設置場所には注意が必要。
引き戸アレコレ
*レール
一般的な引き戸にはレールがあります。
しかし、上吊式にすることでレールが上部につくため
空間がスッキリします。
開閉時の音も少なく段差がないためバリアフリーにもなりますが
安定性が若干劣り金額も高くなります。
*設置方法
アウトセット・インセット・引き込み戸と設置方法が異なります。
*ソフトクローズ
引き戸は閉める際に勢いがつくと指などを挟んでケガにつながりやすくなります。
ソフトクローズ機構が採用されているドアを使用することで
しまる直前にブレーキがかかりゆっくりと確実に扉を閉めてくれます。
大進建設ではこちらの扉を標準採用!
小さなお子様がいるご家庭でも安心です♪
いかがでしたか?
扉については住宅会社にまかせっきりにしている人も多いのではないでしょうか。
生活動線や空間利用方法に重要な扉選び。
全館空調システムを採用している大進建設では
冷暖房効率のために扉を設ける必要はありません。
見た目も含めてお好みな扉選びをしてみませんか?